2009年10月6日火曜日

あやまちから得た恩恵を書き出す

過去のあやまちに関して自分自身を厳しくせめて、何日も無駄にしてしまうことがよくあります。
失敗した人間関係を分析したり、間違ったすべてのことをいつまでも悩んだりします。

あるいは、高くついてしまった仕事上の判断について悔やみ、
正しくやれたかもしれないことをくよくよ考え続けます。

これを最後に、自分に厳しくなるのはやめてください。
あなたは人間で人間は過ちを犯すようにできているのです。

同じ失敗を繰り返さず、過去から学べるだけの判断力を持っている限り
正しい方向に進むことができます。それらを受け入れ、前進してください。

マークはこう書いています。「われわれは注意深くなって、
ひとつの経験に含まれている知恵だけを取り出すべきだ。

そして、そこでやめる。そうでないと、ストーブの暑いふたの上に座った猫になってしまう。
猫は二度とストーブの暑いふたの上に座らなくなるだろう。

それはそれでかまわないのだが、
冷たいふたの上にも二度と座らなくなってしまう。」

誰もが過ちを犯し、それは成長と進歩に欠かせないということがわかると
開放された気分になります。

完璧である必要がなくなり、
人生をもっと健全な目で見られるようになるのです。

山の清流がうっそうとした森を力強く、
でも優雅に流れていくように、私たちは人生を流れていくことができるようになります。

やがて、自分の本質に満足できるようになるでしょう。

悟りと英知のレベルをさらに高めるすばらしい方法のひとつは
日誌の左ページに、あなたが人生で犯した十のもっとも大きなあやまちを書き出すことです。

そして、右ページには、それぞれすべてのあやまちから学んだ教訓
いわゆる失敗の結果として人生にもたらされた恩恵を書き出してください。

過去のあやまちがなければ、あなたの人生は今ほど豊かで生き生きとしていない
ことにすぐに気づくでしょう。

ですから、自分自身にもっと優しくなり、人生をあるがままに見てください。
人生とは、自己発見、成長、生涯学習の道なのです。